経営安全率で倒産の危険性を知る

倒産の恐れがあるのかないのか。
当たり前ですが、会社は儲からなければ潰れてしまいます。

このままの儲けで果たして大丈夫なのだろうか?
それを知る指標が経営安全率です。

経営安全率は実際の売上高と損益分岐点との開きを表し、数値が大きいほど安全性が高いということになります。
具体的な計算は、以下の算式で求めます。

1.損益分岐点比率(%)=損益分岐点売上高/実際の売上高×100
2.経営安全率(%)=100-損益分岐点比率

例えば、損益分岐点売上高が1.2億円で実際の売上高が1.5億円なら、損益分岐点比率は80%で、経営安全率は20%となります。
これは、実際の売上高から20%の3千万円減少しても、赤字になりませんよということを示しています。

経営安全率の目安としては10%あれば良いと一般的に言われています。
会社の経営安全率を高めるには、固定費を減らすことです。会社の経費をもう一度見直してみると節約できるものがあるかもしれませんね。

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