機会損失に気をつける!

森永製菓が氷菓子「アイスボックス<グレープフルーツ>」の販売を一時休止しました。カップに氷が入ったあれです。サッパリとした味で夏場にはもってこいですよね。

今夏の猛暑の影響で販売量が前年に比べ2ケタ増となり、十分な供給が困難になったためで、9月中旬ごろの販売再開を見込んでいるとのことです。

ここまで猛暑になるとは想像できませんでしたが、もし仮に想像できていたとしたら、どうでしょうか?充分な供給ができていたとしたら?

今回の場合、販売するのに充分な量を確保できていれば100万円の利益が追加計上できたところ、100万円を取りこぼしました。

このことを「機会損失」といいます。

つまり、100万円利益を得られた機会を失っている、損をしているということです。

実際には機会損失というのは直接的に目に見えて分からない場合が多いです。反対に猛暑になると思って量産したのに読みが外れてしまった場合、在庫を抱えることにもなります。

会社を経営するのって難しいですね。

機会損失を生じさせないために、お客様の立場になって今一度考えてみてはいかがでしょうか。果たして、お客様が欲しいものを提供できているでしょうか?

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