高額療養費制度を使って出費を抑える!

「高額療養費制度」をご存知でしょうか?

高く払いすぎた医療費を取り戻すための制度で、どれだけお金がかかったとしても、実際に自分が払うのは「決められた額」までです。健康保険に入っていれば、基本的には誰でも利用できます。

外来・入院どちらでも、ご自身が加入している保険者(健康保険組合、全国健康保険協会、共済組合、国民健康保険など)に事前に「限度額適用認定証」を申請すると、窓口での支払を自己負担限度額までにとどめることができ、高額な医療費を一時的に立て替える必要がなくなります。自己負担限度額が超えるか超えないかわからない場合でも、限度額適用認定証を支給申請しておくこともできますので、事前に申請しておくと良いですね。

手続きの流れは、以下の通りです。
1)加入している保険者に、「限度額適用認定証」の交付を申請をする。
2)保険者から、「限度額適用認定証」が交付される。
3)医療機関等の窓口に「限度額適用認定証」を提示する。

ご加入の保険者によって異なる点もありますので、保険証に記載されている保険者にお問い合わせください。国民健康保険の場合は、市区町村により異なりますので、お住まいの国民健康保険担当窓口でご確認ください。

意外と知らない人が多いですから、こういう制度があることを覚えておいていただければと思います。

70歳以上の方は、手続きをしなくても自動的に窓口での支払いが自己負担限度額までになります。ただし、所得区分が低所得者の場合は「限度額適用認定・標準負担額減額認定証」が必要となります。

Follow me!