法人設立時の添付書類

法人を新設した場合、設立の日以後2月以内に「法人設立届出書」と添付書類を所轄税務署等へ提出しなければいけません。平成29年度税制改正で、登記事項証明書の添付が不要とされました。
これまで登記事項証明書で確認していた情報については、法務省からオンラインで提供される登記情報を活用して確認されます。

ただし、国税のみに行われた改正となっていることに注意です。税務署に提出する法人設立届出書には登記事項証明書の添付が不要とされますが、都道府県税事務所及び市町村役場に提出する法人設立届出書については登記事項証明書の添付が必要です。

「法人設立届出書」は、納税地や事業の目的、設立日を記載した書類のことをいいます。
29年4月から添付する書類は以下のものです。
①設立時の貸借対照表
②定款、寄附行為、規則、規約等の写し
③株主等の名簿の写し
④合併等で新設されたものであるときには合併契約書等の写し
⑤設立趣意書等

税務署以外の届け出先も不要となれば良いのですけどねぇ。

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