取引を開始しても大丈夫な会社か?安全性分析を使って判断する!

決算書の数字を分析するときに、「安全性分析」というのがあります。安全性分析とは、企業の倒産リスクを評価する手法の1つです。

企業に支払能力があるかの分析と言い換えることができます。

この分析で問題がある企業は買掛金や支払手形の返済ができずに、最悪の場合は倒産に追い込まれる可能性もあります。

今日は3つ紹介します。

流動比率
流動比率とは、財務分析の安全性分析の経営指標のひとつで、短期的な支払能力を分析する際に用いる指標です。流動負債に対する流動資産の割合を示しています
流動比率(%) = 流動資産 ÷ 流動負債 × 100

固定比率
固定比率とは、財務分析の安全性分析の指標で、会社の長期的な支払能力を分析する際に用いる指標です。自己資本に対する固定資産の割合を示しています
固定比率(%) = 固定資産 ÷ 自己資本 × 100

固定長期適合率
固定長期適合率とは、財務分析の長期的な安全性分析の指標です。「固定比率」と同様に、固定長期適合率を見れば、会社の長期的な支払能力を分析できます。固定長期適合率は、固定負債と自己資本に対する固定資産の割合を示しています
固定長期適合率(%) = 固定資産 ÷( 固定負債 + 自己資本 ) × 100

いかがでしょうか?
これから取引を開始する会社の財務諸表を見ることができれば、取引を開始しても大丈夫な会社なのか否かが、ある程度判りますので機会があれば是非ともチェックをしてみてください。

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