「自己資本比率」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
会社が安全か否かを判定する比率で、以下の計算式で求めます。

自己資本比率＝自己資本／負債＋資本

つまり、借入が少ない会社は比率が高くなり、安全な会社であるということが判ります。
この比率は30％以上が望ましいとされますが、ご自身の会社はいかがでしょうか？

では、問題です。
次のA社とB社ではどちらか安全だと思いますか？

Ａ社（自己資本比率10％）

貸借対照表
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現預金　４００　｜　借入金　３６０
｜　資本金　　４０

Ｂ社（自己資本比率50％）

貸借対照表
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
建物　　４００　｜　借入金　２００
｜　資本金　２００

Ｂ社でしょうか？
答えはＡ社です。
自己資本比率はＢ社のほうが高いですが、Ｂ社にはお金が無いからです。
騙されますよね。

会社の状況を把握し弱点を見つけ、会社の経営に活かせられるようになりましょう。