簿記の学びかた

税理士の仕事では、「簿記」というものを使って会社の取引を記録して申告書を作成します。

「簿記」は簡単に言うと会社の活動を記録・計算をして、その結果を報告するための技術です。簿記には「単式簿記」と「複式簿記」の2種類があって、会社では複式簿記を使って貸借対照表や損益計算書を作ります。

これらをまとめて決算書といいますが、
貸借対照表は資産・負債・純資産の3つを表示し、ある時点の財産や債務の状態を示し、
損益計算書は収益・費用の2つを表示し、ある期間の経営成績、つまり利益を示します。

書店では決算書を読めるようになるための指南書が数多く販売されていて、どれを選んだら良いのか悩みますよね。そんな方は、まず簿記検定を受けるのが近道です。
3級を勉強するだけでも充分に知識を得ることができますし、日経新聞も楽しく読めるようになります。書籍代に5千円くらいかけるだけで、独学で学べてしまいます。

日商簿記検定ですと、年3回の受験チャンスがあります。残念ながら6月受験分は既に締め切られてますが、次回の11月合格を目指してチャレンジしてみてください。短期間の勉強で合格できた等、ネット検索すると出てきますが、短期間で覚えた知識はすぐに忘れてしまいます。合格することが目標ならそれで良いですが、今からコツコツと勉強して知識を定着をさせていけば、きっと決算書が読めるようになります。

Follow me!